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| 「網掛石」 |
| 浄瑠璃寺へは長い坂の続く難所、三坂峠を越えていかなければなりません。三坂峠を下りきって道後平野へと入る途中に浄瑠璃寺があります。その境内には「網掛石」という石が置かれています。この石には弘法大師にまつわる話が残っています。昔、三坂峠を下ってこられた弘法大師は道路工事をしている人々に出会いました。そこは、旅人が鍋を持って上がると岩がでている上にすべってしまうので、鍋を落として割ってしまうといわれる「鍋割り坂」と呼ばれる難所でした。人々は道の大きな岩を取り除こうとしていましたが動きません。そこで、大師はモッコに棒を通し、大きな岩を入れて山裾まで軽々と運びました。そのうちの一つが川の中に落ちて割れ、その破片が浄瑠璃寺に残ったといわれ、石の重さでモッコの網目が石に残っていたので「網掛石」といわれるようになったそうです。 |
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