![]() |
|
| 「杖の渕」 |
| 西林寺の前を流れる小川には清らかな水が豊かに流れ、その清流には藻に似た「テイレギ」という濃い緑色をした植物が自生しています。西林寺の周囲はいたるところ小川が流れ、水の豊かな土地が広がっていますが、昔はよくかんばつにみまわれました。ある時、長い間雨が降らず人々は大かんばつに苦しんでいました。一人の旅の僧が一軒の農家に立ち寄り、水を飲ましてほしいと言いました。農家には水がなく、そこに住むおばあさんは僧のためにカンカン照りの中を遠くまで行って水を汲んできてくれたのです。僧はおばあさんのやさしい心に感謝し、人々をかんばつから救うため錫杖を地に突きさして念じました。すると、清らかな水が溢れ泉となって田畑を潤したといいます。この僧は弘法大師で、以来泉は「杖の渕」と呼ばれ今も豊かに水をたたえています。 |
![]() |